説教#152:「神の権威の下で生きる喜び」
「神の権威の下で生きる喜び」 聖書 マタイによる福音書8:5-13、イザヤ書25:6-10 2017年 1月 29日 礼拝、小岩教会 【私たちは「権威」に取り囲まれている】 私たちは様々な権威に囲まれて生きています。 時にそれに喜んで従い、 また時にはその権威によって押しつけられ、押さえつけられています。 誰かの権威に甘えることもあれば、 そこからどうにかして逃れようとすることもあるでしょう。 私たちを取り囲み、私たちに働きかける権威とは、 身近なところでいえば、自分の両親。 それは、私たちが生きる上で一番最初に出会う権威です。 そして、私たちは生きる中で様々な権威と出会っていきます。 学校の先生や部活の先輩、バイトや仕事の上司、 そして見えないところでは国家の権力など、 多くの権威が私たちに向かって働いている。 いや、ときには自分自身が権威をもつことだってあります。 私たちはそれを時には認め、時には否定したくなります。 私たちを取り囲む権威が、いつもうまく働くとは限らないからです。 だから、私たちは究極的で、 自分自身の拠り所となる権威をいつも求めます。 それは聖書の時代に生きた人々もそうでした。