説教#235:「神の物語を生きる」
「神の物語を生きる」 聖書 サムエル記 下 7:8-17、マタイによる福音書 22:41-46 2018年 9月 30日 礼拝、小岩教会 先日、娘と一緒に、娘の好きなアニメを観ていたとき、 登場人物のある一言がとても印象に残りました。 「あなたがたが望むストーリーをボクは生きられない」。 周囲の人々が自分に対して望み、自分自身に押し付けてくる姿は、 本来の自分とは違う。 誰かの理想を押し付けられ、 自分が自分であることを否定されるストーリーなど生きられない。 「あなたがたが望むストーリーをボクは生きられない」。 子ども向けのアニメでしたが、とても考えさせられる一言でした。 それと同時に、きょうの福音書の物語において、 ファリサイ派の人々を前にしたこの時のイエスさまも 似たようなことを感じていたと思うのです。 「あなた方が望むストーリーを私は生きられない」と。 ファリサイ派の人々をはじめ、ユダヤの人々が 救い主メシアに対して抱いていたストーリーとは、 どのようなものだったでしょうか?