説教#246:「心の底から喜び踊れ」
「心の底から喜び踊れ」 聖書 ゼファニヤ書 3:14-20、フィリピの信徒への手紙 4:4-7 2018年 12月 16日 礼拝、小岩教会 かつて神は、預言者ゼファニヤを通して、 「喜べ」とイスラエルの民に命じました。 娘シオンよ、喜び叫べ。 イスラエルよ、歓呼の声をあげよ。 娘エルサレムよ、心の底から喜び躍れ。(ゼファニヤ 3:14) 14節に記されている、預言者ゼファニヤのこの言葉には、 全部で4つの動詞が用いられていますが、驚くべきことに、 そのすべては「喜ぶ」という意味をもっている動詞です。 つまり、神はイスラエルの民に向かって、 「喜べ、さぁ、あなたがたは大いに喜びなさい」と伝えているのです。 一体、何がそんなにも喜ばしいことなのでしょうか。 ゼファニヤはその理由について、このように述べています。 主はお前に対する裁きを退け お前の敵を追い払われた。 イスラエルの王なる主はお前の中におられる。 お前はもはや、災いを恐れることはない。(ゼファニヤ3:15) 喜ぶべきその理由について、ゼファニヤは、 神が、イスラエルに対する裁きを退けたからだと語っています。 「退けられた神の裁き」とは、 ゼファニヤの言葉によれば、実に激しいものでした。 神は、ゼファニヤ書のその初めにおいて、 「地の面からすべてのものを一掃する」(1:2)と語っています。 それはまさに、無秩序や混沌がこの世界を覆うということでした。 この世界を造られた初めのとき、 神は、無秩序で混沌に覆われたこの大地に秩序をもたらし、 生命を与え、すべてのものを祝福されました。 そのような神の祝福の業が、神の裁きの結果として、 無秩序や混沌へと逆行するというのです。 このような神の裁き、神の怒りには、誰も耐えることができません。 私たちが持ち合わせるもの、何によっても、 神の決定の前に逆らうことなど出来ないのです。 そもそも、このような神の裁き、神の怒りを引き起こした原因は、 ゼファニヤによれば、他でもないイスラエルの民の側に、 つまり人間の側にありました。 ゼファニヤが生きた時代は、ユダの王ヨシヤが治めていた時代です。 ヨシヤ王は、エ...