「神が与えた道しるべ」 聖書 創世記 2:18-24、マタイによる福音書 19:1-12 2018年 6月 10日 礼拝、小岩教会 きっと誰もが心のどこかで「理想」を抱いていると思います。 理想の自分、理想の生き方、 理想の社会、理想の家庭、 そして、理想の教会という具合に。 もしもすべての物事が、私たちの抱く理想通りになるならば、 どれほど喜ばしいことでしょうか。 でも、私たちは理想を掲げた後、 自分たちの置かれている状況を見るたびに、 その現実を見つめるたびに、失望し、落胆します。 理想通りにはいかない。 理想とはかけ離れている。 いや、もしかしたら、 日に日に理想から遠ざかっているかもしれないからです。 その意味で、私たちは、 理想と現実の狭間で生きているといえるでしょう。 でも、そもそも、私たちの理想の歩みとは、 一体どのような歩みなのでしょうか? 言い換えるならば、一体、何が神に喜ばれ、 何が善いことなのでしょうか……?(ローマ12:2参照) きょう開かれた福音書の物語において、 イエスさまはファリサイ派の人々と出会い、 彼らと律法の解釈をめぐる論争を行っています。
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